沖縄タイムス 日刊スポーツ掲載!! 釣王   
2001年 1月 掲載

  寒風の中、日本釣振興会沖縄県支部の親睦沖釣りに参加。北風のおさまった18日の午後、真克丸に乗船チービシに向かう。 日頃親睦の少ない加盟店の交流の場ということと、久しぶりの釣りということで力も入り、胸ワクワクの釣行になった。

太公望半日船釣りツアー 冬場のグルクン釣り!

  参加者は、マンモスから赤嶺社長さん、釣王国の仲栄真さん、シーランドの喜屋武さんと比嘉さんサンノリーの仲村さんと照喜名さん、と後は私の合計7名で出船。 
 今回は、グルクン釣りということで、冬でもグルクンは釣れるんだろうか?と不安になりながらも、ポイントに到着、グルクン釣りは経験済みだったので、仕掛けをセットし、エサを詰め竿を出す。2回〜3回シャクリ竿を上げ、エサを詰め落とす、この動作を繰り返す、とその横で、最初に釣ったのが照喜名さん、(あ、すごい)と思いながら、黙々とやっていると、竿がピクピク動く、(釣れた!)と思いリールを巻いていったのもつかの間、海面に魚が見えたのに、鈎がはずれ魚は逃げてしまいました。 くやしかったけれど、(よし、魚はいるんだな)と核心が持てたので、すぐまたエサを詰めなおし落とす、周りではポツポツしか釣れてなかったのですが、私の横で釣っていた、仲村さんにアタリ、絡まっているらしくなかなか上がってこない、見えてきたのは真っ赤で大きな魚、「アカジン!」周りが騒ぎ出し、誰のサビキに掛かっているのかなとアカジンを上げてみると、赤嶺社長が釣っていました。 それからは、みんなアタリがなかったので、ポイント移動。
 な!なんとサビキに 9匹?

 釣り始めて約3時間、私だけが坊主、私以外はみんな釣れているのに・・(よ〜し!)っと気合いを入れなおし竿を出す、周りが釣れ始めて、やっと私にもアタリ今度は慎重に巻き上げ、グルクン一匹目をゲット、私がやっと一匹を釣ったかと思えば、周りは入れ喰い状態、グルクンが結構釣れてるのかと思ったら、ムロアジがほとんど、その後私も2匹目を釣りはしたものの、またアタリがなくなり渋っていると、竿がビクンと動くと同時にすごい引き、なんとか巻こうとするが、どんどん竿が曲がっていく、「待て。」と船長さん、どうやら他の人のサビキと私のサビキが絡まっているらしい・・・私の反対側で釣っていた赤嶺社長のサビキでした。
 社長の糸をゆるめてもらい、私が巻いていくと、魚がどんどん海面から出てくるんですよ!数えてみると、なんと9匹!2つのサビキだからとはいえ、9匹も掛かるなんて、周りから「すごーい!」の声、私もビックリでした。1匹以外は全部ムロアジでしたけどね。その後はアタリもなく帰る時間になり、片付けをして港に戻りました。
 冬場は魚が活発ではないので喰いは悪いのですが、天気がいい日は、今回みたいによく釣れるそうです。
 夏はグルクン、冬はムロアジという魚も釣れますよ!今回はとてもいい経験を
しました。冬場のグルクン釣りも結構楽しいですね。